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“東京のタマ”が1386日ぶり味スタ復帰! アシスト記録の三田啓貴「戻ってきたな」

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右FKでゴールを演出したMF三田啓貴

[8.3 J1第21節 FC東京3-0C大阪 味スタ]

 1386日ぶりに“ホーム味スタ”に帰ってきた。青赤のユニフォームを着て味の素スタジアムのピッチに立ったのは、2015年10月17日の湘南戦以来。今夏、FC東京に復帰したMF三田啓貴は後半21分にピッチに入ると、サポーターから「ターマー!ターマー!」と盛大な“タマコール”で歓迎された。

「青赤に染まったスタジアムで躍動したかったし、戻ってきたなという感じがありました」。FC東京の下部組織で育った三田は明治大を経て、2013年にFC東京でプロ生活をスタート。仙台、神戸への移籍を経て、今夏、3年半ぶりに古巣復帰。前節の清水戦に続き、2試合連続の途中出場となった。

 右サイドハーフの位置に入ると、その直後、1-0で迎えた後半23分だった。右サイド深い位置でファウルを受け、FKのチャンスを獲得。「モリゲくんから速いボールをGKとDFの間に入れてくれというのは言われていたので、それを意識して蹴りました」。自らキッカーを務めると、左足で精度の高いクロスを蹴り込み、DF森重真人のゴールを演出した。

 ゴールシーンはFKが直接入ったようにも見えたが、「僕からは何も言わないです。モリゲくんのゴールでいいんじゃないですか?(笑) とにかく勝利につながったっていうことが大事」と笑顔で振り返った三田。後半アディショナルタイムにもFWディエゴ・オリヴェイラがゴールを陥れ、3-0で完封勝利を飾った。

 チームは“多摩川クラシコ”に敗れたものの、切り替えて2連勝。首位を走るチームに加わり、クラブ史上初のJ1優勝を目指す三田は「モリゲ中心に守備は堅くできている。コンパンクトにしているからこそ、何本クロスを入れられても跳ね返せる。堅さというのは、以前の東京よりも数段上になっていると思います」と語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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