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強力な“ライバル”が出現…清水DF立田悠悟「チームとして当たり前のこと」

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清水エスパルスDF立田悠悟

[8.3 J1第21節 横浜FM 0-1 清水 日産]

 与えられた時間は14分間。1点をリードした状況でピッチへと送り込まれた。清水エスパルスDF立田悠悟は相手の攻撃をはね返し続け、1-0の完封勝利、そして3試合ぶりの白星獲得に貢献した。

 1-0で迎えた後半31分、立田はMF金子翔太に代わってピッチへと送り込まれた。最終ラインは4枚から5枚へと変更となり、同39分にDF吉本一謙が足をつってMF中村慶太との交代を余儀なくされると再び4枚になった。柔軟に対応した立田は、味方にも声を掛け続けて守備を統率しようと奮闘した。

「途中交代の仕事ははね返したり、試合を落ち着かせるところにある。自分ができることは声を出し、相手攻撃をはね返すこと。誰にでもできるかもしれないけど、そこはこだわりたかった」。強力な攻撃陣を擁する横浜FMに得点を許すことなく逃げ切り、チームは4月20日の第8節C大阪以来となる完封勝利を収めた。

「久しぶりに無失点で勝てたことはチームとして大きい。1試合勝って、次の試合で負けないことが大事なので、そこは意識してやっていきたい」

 チームにはCBのポジションを争う吉本が完全移籍で加入。5日前の加入ながらも横浜FM戦で先発に抜擢され、2試合連続でスタメンに名を連ねていた立田はベンチスタートとなった。「競争があるのはチームとして当たり前のこと。その争いに勝ってこそのスタメンだと思う。そこに割って入れるように良い準備をしていきたい」と新たな刺激を受けつつ、自身を成長させていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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