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ドルトムントがスーパー杯制覇!19歳サンチョ1G1Aでバイエルンの4連覇を阻止

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ドルトムントが5年ぶり6回目のスーパーカップ制覇

[8.3 独スーパー杯 ドルトムント2-0バイエルン]

 ドイツ・スーパーカップは3日、バイエルンドルトムントが対戦し、後半に2ゴールを奪ったドルトムントが2-0で勝利。2014年以来5年ぶりにスーパー杯を制した。

 昨季ブンデスリーガとDFBポカール(ドイツ国内杯)を制したバイエルンはDFバンジャマン・パバールとDFリュカ・エルナンデス、19歳のFWヤン・フィーテ・アープを補強。先発にはFWロベルト・レバンドフスキやGKマヌエル・ノイアー、MFトーマス・ミュラーらお馴染みのメンバーが名を連ねた。

 対する昨季ブンデス2位のドルトムントは、DFマッツ・フンメルスが復帰を果たし、DFニコ・シュルツやMFユリアン・ブラント、MFトルガン・アザールらを獲得。MFマルコ・ロイスやFWパコ・アルカセル、FWジェイドン・サンチョらが先発で起用された。

 スーパー杯で2年ぶりに実現した“デア・クラシカー”。序盤はドルトムントが攻め込むシーンが目立ったが、徐々にバイエルンペースに。それでも前半をスコアレスで耐え凌いだドルトムントが後半の立ち上がりにゴールネットを揺らした。

 後半3分、右サイドのハーフェーライン付近でインターセプトしたサンチョが縦に仕掛け、相手を引きつけてペナルティーアーク内へ横パス。これをFWパコ・アルカセルが右足ダイレクトでシュートを放つと、DFニクラス・ズーレの股下を抜けてゴール右隅に吸い込まれ、ドルトムントが先手を取った。

 粘り強い守備でバイエルンに得点を与えないドルトムント。後半24分、カウンターから右サイドを駆け上がったサンチョがそのままPA右に進入し、右足シュートをねじ込み、2-0とリードを広げた。試合はこのままドルトムントが完封勝利。バイエルンのスーパー杯4連覇を阻止した。

 なお、米『ESPN』によると、ドルトムントのポゼッション率は35%、シュート数はバイエルンの16本(枠内7本)に対し、ドルトムントは5本(枠内4本)だった。

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