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「5冠や勝ち点250が必要か?」3冠マンCのFIFA年間MVP候補ゼロにペップが皮肉

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ジョゼップ・グアルディオラ監督は不満を漏らした

 ジョゼップ・グアルディオラ監督は、FIFA(国際サッカー連盟)が発表した2019年『The Best』のノミネートにマンチェスター・シティの選手が1人も選ばれなかったことに不満があるようだ。

 2018-19シーズン、グアルディオラ監督率いるシティは、プレミアリーグとカラバオカップ連覇に加え、FAカップも制するクラブ史上初の国内3冠を達成。FWラヒーム・スターリングやMFベルナルド・シウバらは、圧倒的なパフォーマンスでクラブの偉業達成に貢献したものの、FIFAの年間最優秀選手賞の候補には誰1人として選出されなかった。

 これを受け、グアルディオラ監督は「たぶん、5個や6個のトロフィーを勝ち取り、250ポイントぐらい積み重ねれば、来年の候補に考えられるだろうね」と選定への疑問を述べつつ、皮肉交じりに言及した。

「昨シーズンにベルナルド以上に良かった選手が1人もいるとは思わない。ポルトガルでもタイトル(UEFAネーションズリーグ)を取ったんだ。これらの賞は通常チャンピオンズリーグで優勝したときに与えられるのだろう。我々はいくつかの大会で優勝したが、(CL以外の)他の大会はカウントされず、それほど重要ではないのだろう」

 さらに、8シーズンで4度のプレミアリーグ優勝を誇るも、PFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手にマンチェスター・シティの選手が選ばれない現状にグアルディオラ監督は不公平感を持っているようだ。

「この8年間、4度プレミアリーグを制したことは極めて良いことだ。ただ、ダビド(シルバ)、ビンセント(コンパニ)、ヤヤ(トゥレ)、誰1人として選ばれていないし、候補にすら挙がっていない。モハメド・サラーをとてもリスペクトしているが、我々が100ポイントを取った(2017-18)シーズンはケビン・デ・ブライネ以外にいなかった」

 なお、男子フットボール選手部門の候補にマンチェスター・シティの選手は選ばれなかったが、男子監督部門にグアルディオラ監督はノミネートされている。

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