beacon

移籍後即先発のDF川口尚紀、「やりながら、聞きながら」の柏デビュー戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

2度目の移籍を決断した川口尚紀

[8.4 J2第26節 柏5-1琉球 三協F柏]

 “ぶっつけ本番”のデビュー戦となった。ホームでの琉球戦、柏レイソルの右サイドバックに入ったのは、先月30日に新潟からの期限付き移籍が発表されたばかりのDF川口尚紀。ベルギー2部・ロケレンが獲得を発表したDF小池龍太の穴を埋める存在として獲得したプレイヤーだ(※編集部注:柏から小池移籍の発表はなし)。

 川口がチームに合流したのは「岡山戦(7月31日)の残り組の練習のとき」だという。「昨日セットプレーをやっただけで今日出ているメンバーとは1回もやっていないので、入りがむずかしかった」。試合前日に先発を言い渡されると、三協フロンテア柏スタジアムのピッチに立った。

 試合中、隣のポジションである右センターバックのDF染谷悠太から指示を受けるような場面も見られた。「映像で見ただけだったので、やりながら、聞きながらという感じだった」。柏の選手として初めての試合は、後半31分にピッチを退いた。

 高校年代途中まではFWでプレーしていたこともあって攻撃的なサイドバックという印象の川口。FW江坂任が右の中盤に入った後半には手応えも感じたという。「自分が高い位置をとれるようなポジションを(江坂が)とってくれて、前に上がれる機会も増えた。そうやって自分のよさをどんどん出していければ」。黄色のユニフォームをまとう25歳は、柏での躍動を誓った。

(取材・文 奥山典幸)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第26節 スコア速報
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP