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“浦和の血”たぎらせた関根貴大、復帰3戦目で劇的同点弾!!「サポーターの力が大きい」

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復帰3戦目での得点は劇的弾になった関根貴大

[8.4 J1第21節 浦和2-2名古屋 埼玉]

 MF関根貴大の復帰弾がチームを救った。後半アディショナルタイム3分、浦和レッズは左サイドのスローインからDF山中亮輔がクロス。これを関根が頭で合わせて、同点弾が決まった。

「(山中が)蹴った瞬間に『来た!』と思いました。あとはジャンプせずに、ミートだけを考えて頭で合わせました。最後は絶対にチャンスがくると思っていたので、決めきれてよかったです」

 ドイツ、そしてベルギーでのプレーを経験して2年ぶりに戻ってきた関根。復帰3戦目でしっかりとゴールという結果を残した。「嬉しかったですし、ホッとする気持ちもある」と振り返った関根だが、「チャンスメイクのところではいいシーンを作れていなかった。チームとして勝てなかった悔しさもあります」と素直な感想も語る。

 しかし埼玉スタジアムに帰ってきたことが、血をたぎらせているようだ。「最後走り切れるかどうかという体力だった」というが、最後の最後であったビッグチャンスはカウンターから関根がドリブルで持ち込んで作ったものだった。

「最後走り切れるかどうかという体力だった。最後のカウンターの時も声援の後押しがあって、行けちゃう感じが芽生えた。あの時間帯で推進力が生まれるのはサポーターの力が大きい。目に見えないですけど、僕にとってはすごく大きいものです」

 第2章。「ぶつかられても大して怖くないですし、余裕もある。ボールを奪われない自信もついたと思います」という部分も含め、一回り大きくなって帰ってきた姿を見せつけている。

(取材・文 児玉幸洋)
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