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「僕としては入りやすかった」、MF三原が柏加入後4試合連続フル出場

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[8.4 J2第26節 柏5-1琉球 三協F柏]

 前半にペースを握ったのはFC琉球で、柏レイソルは苦しい展開を強いられた。「琉球のテンポのいい、距離の近いパスで間を上手く使われて、絞りどころがなくて後追いになってしまった」とダブルボランチの一角に入ったMF三原雅俊は回想する。

 さらに前半31分、浮き球をGKに戻そうとした三原のパスが弱くなったところをFW鈴木孝司にさらわれ、先制点を献上してしまう。「前半は僕個人のミスでゲームをむずかしくしてしまいました」。しかし、悪い流れの中でもスローインとCKから立て続けに得点を奪い、前半のうちに逆転に成功する。

 後半には「食いつきすぎず、入ってきたところを奪うという意識でやりました」と柏は守備面で修正。3ゴールを重ねて、5-1の大勝で首位をキープした。
 
 今夏、神戸から期限付きで移籍してきた三原は、加入後4試合連続でフル出場を果たしチームにフィットしている。「粘り強いサッカーで、みんなでハードワークして勝利を勝ち取れているので、僕としては入りやすかったです」と三原はやりやすさを覚えている。

 ネルシーニョ監督の下でプレーするのは、これで2チーム目。神戸で指揮を執っていた2015シーズンからの3年間、主力として活躍していた。勝利へのあくなき追求で知られる同指揮官は「(ネルシーニョ監督は)変わってないです」と言い、「僕のミスもそうですけど、チームのミスも毎試合あるので、修正しながら進んでいきたい」と8連勝して兜の緒を締めた。

(取材・文 奥山典幸)

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