リバプールのDFフィルヒル・ファン・ダイクの偉大な記録についにストップがかかった。

　ファン・ダイクは昨シーズン、DFとしてイングランド・サッカー選手協会(PFA)が選出する、シーズンの年間最優秀選手に輝いた。さらに、データサイト『Opta』によると、ファン・ダイクが昨季のプレミアリーグでドリブル突破を許した回数はなんと「0」。最後にファン・ダイクがドリブルで抜かれたのは、2017-18シーズンの昨年3月に行われたプレミアリーグ第29節ニューカッスル戦で、ミケル・メリーノ相手だった。

　しかし、4日に行われたコミュニティ・シールドのマンチェスター・シティ戦でついにファン・ダイクの“無敗”記録がストップ。ガブリエウ・ジェズスを相手にドリブルで抜かれ、記録は公式戦65試合で途絶えることとなった。とはいえ、DFながら65試合もドリブルで抜かれていなかった選手は過去に例を見ないと言えるだろう。

　結局、試合もマンチェスター・シティがPK戦の末に勝利。プレシーズンの段階での記録ストップだけに悔やまれるところだが、またファン・ダイクはここから偉大な記録を打ち立てるのだろうか。

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