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「我々には払えなかった。おめでとう、ユナイテッド」グアルディオラが今夏のマグワイア争奪戦に言及

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 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、ハリー・マグワイアの確保に成功したとされるマンチェスター・ユナイテッドを称えるとともに、同選手の移籍金が支払えるほどの価格ではなかったと認めた。

 今夏にバンサン・コンパニが退団し、センターバックの補強を目指したマンチェスター・C。そんな中、移籍市場の序盤からメインターゲットの1人に挙げるマグワイアを巡って宿敵と“マンチェスターダービー”を繰り広げる。しかし先日、ついにマンチェスター・Uがイングランド代表DFの移籍で合意したと報じられており、移籍成立まで秒読み段階となっている。

 最終的には、マンチェスター・Uとレスター・シティは、DF史上最高額の8000万ポンド(約104億円)でマグワイアの移籍に合意した模様。しかし、当初の要求額は9000万ポンド(約116億円)以上ともされており、いくら財政面の強力なバックアップがあるマンチェスター・Cとしても簡単に手出しできる金額ではないと考えられていた。

 そして、PK戦の末にリバプールに勝利したコミュニティ・シールド後の会見で、グアルディオラ監督はマグワイアのマンチェスター・U移籍について言及。「ハリー・マグワイアはトップクラスのセンターバックだ。確かに、我々は関心を寄せていたが、支払うことができなかった。それでもユナイテッドは支払えたようだね」とコメントし、争奪戦を制したマンチェスター・Uを称えた。

「彼は最高の選手で、代表でもそうだ。素晴らしいワールドカップを過ごしていた。それに、空中戦に強く、ボールも上手く扱え、ビルドアップやボールを運ぶこともでき、何よりもとても速い。彼にはすべてのクオリティが備わっている。この契約を勝ち取ったユナイテッドにおめでとうと言いたい」

 また、今シーズン最初のトロフィーを手にしたグアルディオラ監督は、プレミアリーグの展望についても予想している。

「昨シーズンのような一騎打ちになるかはわからない。マグワイア擁するユナイテッド、アーセナル、チェルシーやトッテナム、本当に多くのライバルがいると思う。現段階で言えば6チームが本命だ。みんなは我々が優勝すると言っているが、それは何の意味も持たない」

 3連覇を目指す王者マンチェスター・Cは、10日に敵地でウエスト・ハムとの開幕戦を迎える。

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