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横浜FM→ロケレンの天野純、開幕メンバー外の理由は“労働許可”か

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トレーニングマッチには出場していたロケレン所属のMF天野純

 今夏、横浜F・マリノスからロケレンに期限付き移籍したMF天野純だが、現地での労働許可証に不備が見つかっていたようだ。クラブのルイ・デ・フリース会長が「行政手続き上のエラーが起きた結果、彼は開幕戦でプレーできなかった」とコメント。『GVA』などベルギー複数メディアが報じている。

 天野は今月2日、ベルギー2部開幕節のベールスホット戦(●0-1)で登録メンバーを外れた。渡航してからの約1か月間、トレーニングマッチを含む練習には他の選手と同様に参加し、公式戦デビューに注目が集まっていたものの、試合の2時間前になって突然登録不可を通達されたという。

 また、昨季からプレーしていたイスラエル出身DFムリ・ベン・ハルシュも労働許可が下りなかった模様。こうした異例の事態が発覚したことに伴い、クラブはスポーツ・ディレクター(強化責任者)のトーマス・ベルナールト氏を解任したと報じられている。

 激震は選手たちにも波及。DFイェーレ・ファン・ダンメは「ここに3〜4週間滞在していたのに、その時だけプレーする資格がないと言われるのは不可解」と述べ、GKダビノ・ベルハルストは「チームに大きな影響があった。名前は触れないが、残念なことだ」と同情気味に振り返っている。

 なお、過去には同じベルギー2部のテュビズに大分トリニータから期限付きしていたMF坂井大将が査証取得の関係で出場できず。関連性は明らかになっていないが、ロケレンはルイ・デ・フリース会長が調査に乗り出す意向を示している。

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