beacon

元ミラン指揮官ガットゥーゾ、ナントでハリルの後任候補に浮上もオファーを拒否か

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 昨シーズン限りでミラン指揮官を退任したジェンナーロ・ガットゥーゾが、ナントから届いたオファーに断りを入れたと、フランス紙『レキップ』が4日、報じている。

 ガットゥーゾは2017年11月に、現フィオレンティーナ指揮官ビンチェンツォ・モンテッラの後任としてミラン監督に就任。成績不振に陥っていたチームを立て直した手腕を評価され、翌シーズンも指揮を執り続けた。

 一時はUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内をキープするなど好調ぶりを見せていたチームだったが、終盤に失速し、シーズンを5位で終えた。元ミランの闘将は5月に『DAZN(ダゾーン)』のインタビューにおいて、「このクラブでは責任の重圧が重すぎる。ここ数カ月はほとんど眠れず、精神的にボロボロだ」などと明かし、精神的に疲弊していることを明かしており、シーズン終了後に辞任を決断していた。

 すると今夏、ナントがガットゥーゾの招へいに関心を示した。ナントは昨年10月から元日本代表指揮官のバヒド・ハリルホジッチが指揮を執っていたが、ボスニア人指揮官とクラブ幹部の間で不和が伝えられており、指揮官が辞任を申し出ていた。

 リーグ・アン開幕が11日に控える中、後任探しに終われるナントのバルダマー・キタ会長は、ガットゥーゾのパーソナリティやカリスマ性を高く評価しており、オファーを提示した。しかしイタリア人指揮官は、この提案を数時間かけて検討したのち、断りを入れたとみられる。

●フランス・リーグアン2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP