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“EU圏外問題”決着も…スペイン紙「久保建英は犠牲となった」

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トップチームでのプレーを目指すFW久保建英

 レアル・マドリーに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデのスペイン国籍取得の申請が正式に受理されたようだ。これにより、チームのEU圏外枠に1つ空きができることが決まった。スペイン『マルカ』は新たなEU圏外枠選手として、FW久保建英ではなく同じ18歳のFWロドリゴ・ゴエスが登録されることになるだろうと報じている。

 トップチームのEU圏外枠選手は、これまでブラジル人のDFエデル・ミリトンとFWビニシウス・ジュニオール、バルベルデの3人で埋まっていた。かねてから申請していたウルグアイ人MFのスペイン国籍取得により、晴れてEU圏外枠が1つ空くことになったが、同紙は「ジネディーヌ・ジダンが選出するのはロドリゴであることに疑いの余地はない」と伝えている。

 一方でロドリゴのライバルと目された久保については「彼は待つ必要がある」とし、「この結果によって犠牲となった選手だ」とレポート。プレシーズンで優れたパフォーマンスを見せた久保だが、ジダン監督とクラブは焦らずにじっくり育てていく方針のようだ。

 ただ、EU圏外選手が3人までとなるリーガ・エスパニョーラと違い、コパ・デル・レイはEU圏外選手の制限がない。リーガでロドリゴが優先的に起用された場合、久保はカップ戦でのトップチーム出場が有力と見られている。

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