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中村敬斗の衝撃デビューに監督や主将が反応「スペシャルな選手」「唯一の紅白戦でも…」

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今夏、G大阪から期限付き移籍で加入したFW中村敬斗

 今夏ガンバ大阪からオランダ1部昇格組トウェンテに渡ったFW中村敬斗はPSV相手のデビュー戦でいきなりゴールを挙げた。ゴンサロ・ガルシア監督やキャプテンのDFペート・バイエンはそれぞれ19歳の新戦力についてコメントしている。

 1シーズンで1部復帰を果たしたトウェンテは現地時間3日に行われたエールディビジ開幕節で昨季2位の強豪PSVと対戦。左ウィングで先発した中村は8分、左サイドで味方からボールを受け、カットインで相手DFをかわしてからペナルティエリア左手前で右足を振り抜くと、シュートはワンバウンドしながら相手ゴールのファーへと吸い込まれた。

 PSVは65分に追いついたこの一戦は1-1のドローで決着。71分にピッチを退き、試合後には地元紙『Tubantia』で「トウェンテは大好き。今日ゴールを決めることができて最高です」とコメントを残した中村だが、ガルシア監督は『Fox Sports』で「彼にはしばらく前から魅了されてきた。数週間前まであっち(Jリーグ)でプレーしていたためコンディションも良い。我々は彼がスペシャルな選手だと信じている」と期待を寄せている様子を示した。

 また、『Tubantia』が紹介したコメントによると、同僚のバイエンは中村のプレーについて、「点を決めてくれるイメージはあった。素晴らしいことだし、これからそれをもっと見せてくれてもいい」と、ゴールを予感していたと言及。「彼には可能だと信じていたんだ。彼がプレーした唯一の紅白戦でもすぐに3ゴールを決めたからね」とトレーニングですでにその決定力を見せつけていたことを明かしている。

 なお、トウェンテは現地時間10日の第2節で日本代表FW堂安律やDF板倉滉と対戦。中村としては特にガンバ大阪時代の先輩にあたる堂安とのオランダでの対決を楽しみにしているかもしれない。

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