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レアルMFクロース「かつての場所に戻るのは簡単じゃない」

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トニ・クロースがクラブ状況について言及

 レアル・マドリーに所属するMFトニ・クロースは、ジネディーヌ・ジダン監督の第1次政権との比較に疑問を呈した。スペイン『マルカ』が伝えている。

 ジダン第1次政権は2016年1月からスタート。149試合を指揮して105勝28分16敗、勝率は約7割と安定した成績を残し、UEFAチャンピオンズリーグを3度制するなど、数多くのタイトルをレアルにもたらした。そして、「選手たちは変化を必要としている。選手たちにこれ以上何も求められない」として2017-18シーズン限りで退任した。

 しかし、成績不振により解任されたサンティアゴ・ソラーリの後任として、今年3月に復帰。今夏は昨季の無冠を受けて、MFエデン・アザールやFWルカ・ヨビッチ、DFエデル・ミリトンらを獲得したが、プレシーズンはアトレティコ・マドリーに3-7で大敗を喫するなど、思うような結果を残せていない。

 クロースはジダン監督を擁護しつつ、「ジダンがかつて率いていたときと同じ水準にチームを戻すのは簡単じゃない。あのレベルに到達するのは難しいんだ。僕たちのチームの状況は、ジダンが去った2018年5月と、戻ってきた2019年3月では異なっていた」と自身の見解を述べた。

「僕らはもっといいサッカーがしたい。よりコンスタントにね。それが重要なんだ。そうすることができれば結果はついてくる。いいプレーができればタイトル争いに加わることができるんだ」

 現在のクラブ状況について言及したクロース。レアルは7日にザルツブルク、11日にローマとテストマッチを経て、18日にセルタとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦を迎える。テストマッチで結果とともにファンも納得するようなパフォーマンスをみせ、新シーズンに入りたいところだ。

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