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堂安律がステップアップするにあたって抱える“ジレンマ”は?フローニンゲン指揮官が指摘

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 フローニンゲンを率いるダニー・バイス監督は、退団の可能性が伝えられ続ける日本代表MF堂安律が抱える“ジレンマ”に言及した。オランダ紙『テレグラーフ』が伝えている。

 2017年7月にガンバ大阪からオランダに渡った現在21歳の堂安だが、常に移籍を視野に入れている様子。先月にはオランダ『VI』のインタビューでは自ら「ステップアップのとき」と語り、「新しい挑戦、新しい競争への準備はできています」と宣言した。

 バイス監督は2021年まで契約を残すそんな同選手の去就について『テレグラーフ』で「今夏に彼が退団するのか?それは考えられる」とコメント。「21歳ですでに日本のフル代表であり、それをエールディヴィジで示しているのなら、注目を引き付けるのも無理はない」と移籍を検討していることに理解を示しながら、次のようにも指摘している。

「だが、もう1年フローニンゲンでプレーする可能性もある。彼はジレンマを抱えているのだよ。来年、日本でオリンピックが開催され、絶対に参加を逃したくないはずだ。ただ五輪代表に選ばれるためには(クラブでも)たくさんプレーしていなければいけない。それはどのクラブでも確実に得られるものではないだろう」

 一方、エールディビジに多くの日本人選手が参戦していることについて問われると、自身が指導する堂安と板倉滉について言及。「彼らと働くのはファンタスティック。彼らはトップ級のプロフェッショナルであると同時に本当にナイスな客でもある。ユーモアを持ち、グループに溶け込んでいる」と話している。

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