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就任わずか20日のキャプテンが電撃移籍…東京V監督「替えの利かない欠かせない存在」

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横浜FMへの電撃移籍が発表になったMF渡辺皓太

 衝撃的な移籍発表となった。コパ・アメリカを戦う日本代表にも選ばれたMF渡辺皓太(20)が、東京ヴェルディから横浜F・マリノスに完全移籍することになった。

 4歳から東京V一筋で過ごしてきたという渡辺。2種登録だった16年も含め、4シーズンでJ2リーグ戦90試合に出場。若くして中心選手として活躍していたが、先月19日にキャプテンに任命されていたことが、衝撃に輪をかけている。

 キャプテン就任発表翌日には入籍も発表。公私ともに更なる飛躍を期したばかりで、20歳の決断にはクラブ内にも動揺が広がっている模様だ。

 渡辺の移籍を受けて、永井秀樹監督が公式サイトに「東京ヴェルディを支えてくださる皆様へ」と題したコメントを発表。「これからの新しいヴェルディ、新しいスタイルを作っていく上で替えの利かない欠かせない存在であり、近未来を見据えた新生ヴェルディの中心となる大変重要な選手を失うことは、正直非常に残念」と苦しい胸の内を明かす。

 ただ「残留を強く望んで慰留してきましたが、やはり皓太本人の強く固い決意があり、大変苦渋の決断ではありますが、本人の意思を尊重し送り出すこととしました」と経緯を説明すると、「緑で育った皓太のさらなる成長を願いつつ、皓太をはじめ緑から巣立った選手たちが再びヴェルディでプレーしたいと思えるようなサッカー、チームを目指して、残ったメンバーで日々質の追求に全力で取り組んでまいります」と前を向いた。

 渡辺自身は「自分の人生のほとんどをヴェルディで過ごし、ここまで育ててもらい、本当に感謝しています。応援してくださる皆様、家族、そしてヴェルディのためにも、もっと成長していきます」とコメントしている。

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