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30歳FWキャロルがニューカッスル復帰!! 8年半前の“電撃移籍”にも言及「あの時に戻りたい」

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ニューカッスル復帰が決まったFWアンディ・キャロル

 ニューカッスルは移籍ウインドー最終日の8日、ウエスト・ハムを退団したFWアンディ・キャロル(30)をフリー移籍で獲得したと発表した。少年時代から過ごしたクラブへの8年半ぶりの復帰。同選手は「僕が元いた場所に戻るため、ここが唯一の場所だと考えている」と意気込みを述べている。

 ニューカッスルの育成組織でキャリアを始めたキャロルは2006年、17歳でトップチームデビュー。2009-10シーズンのチャンピオンシップ(2部相当)で39試合17得点を挙げ、プレミアリーグ昇格に貢献したが、翌シーズンは半期で19試合11得点という大活躍を見せていた最中、11年冬にリバプールへ電撃移籍した。

 その後、リバプールでは44試合6得点、次に所属したウエスト・ハムでは126試合33得点という実績を残したが、負傷の影響もあってニューカッスル時代のような活躍は見せられず。将来が期待されたイングランド代表への招集も、23歳で迎えた2012年が最後となっている。

 キャロルはクラブを通じて「できれば、自分が旅立ったところからキャリアを続けられることを願っている。8年半前にここを退団した時、僕はたくさんのゴールを決めてサッカーを楽しんでいた。それ以降は難しい時期が続いたが、あの時に戻りたい」と発言。10-11シーズン前半戦の大活躍を思い返している。

 さらに「ここが僕の家だと分かっている。ここでプレーしてきて、ここでファンと話してきた。なにせ僕がファンだ。家族がここにいる」と愛着をアピール。「僕が元いた場所に戻るため、ここが唯一の場所だと考えている」と意気込みを述べている。

 スティーブ・ブルース監督はキャロルの加入について「アンディのような地元のヒーローを連れ戻すことができるのは素晴らしい。彼は家にいることにワクワクしている。彼はわれわれが持っているものと異なるものを与えてくれるだろうし、彼を再び高みへ羽ばたかせるために最善を尽くす」と歓迎した。

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