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目的はデモ抑制? FW岡崎を登録できないマラガ、緊急公式声明を発表

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マラガFW岡崎慎司

 FW岡崎慎司所属のマラガが8日、公式サイトで緊急声明を発表した。スペインプロリーグ機構のサラリーキャップ制に違反していることで新加入選手を登録できない状況にあるが、「会長、取締役会、経営陣への信頼をお願いします」と呼びかけている。

 声明によれば、クラブは2017-18シーズンの2部降格以降、昨季から財政再建のプロセスを進行中。シェイク・アブドゥラ・ナセル・ビン・アル・タニ会長は財務状況を理事会や経営陣と協力し、財務状況を適正なものにしてきたという。

 その上で「このチームカラーと、ファン、マラガ市への忠誠心、そして愛を強調したい」と立場を表明。クラブ、株主、シーズンチケット所有者、サポートメンバー、フォロワーを含めたサポーターらを『マラギスタ・ファミリー』と称し、「強力なクラブを構築し続けるには団結し続ける必要がある」と強調している。

 7日に行われたトレーニングマッチ・メリリャ戦で移籍後初アシストを記録した岡崎だが、依然としてリーグ戦の選手登録は不透明な状況。スペイン紙『マルカ』によると、9日には本拠地近くで経営陣に対するデモが行われている予定となっており、クラブの声明は騒動を落ち着かせるためのものとみられる。

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