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[SBS杯]「試合前から自信があった」静学の高速アタッカー、松村優太がコロンビアの脅威に

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静岡ユースのMF松村優太(静岡学園高)は高速ドリブルでコロンビアを苦しめた

[8.8 SBS杯 静岡ユース1-0 U-18コロンビア代表 藤枝総合]

「松村の仕掛けというのは、静岡の強みだと思います。相手も松村の縦への突破を警戒して縦を切ってきていたんですが、それくらい世界を困らせる松村の力は凄いなと思いました」。静岡ユースの加藤慎一郎監督は、試合後の記者会見でMF松村優太(静岡学園高)のプレーについて尋ねられると、最大級の賛辞を口にしていた。

 特に前半、静岡は再三に渡って右サイドの松村を活用。松村は距離を詰めて来るU-18コロンビア代表を1対1や数的不利の状況からでも単独、また味方も活用しながら突破していく。U-18日本代表や静岡県高校選抜の海外遠征を経験している松村は「試合前から自信があった」という通り、相手DFに身体をぶつけられても、一瞬のキレと馬力で前に出て会場を沸かせていた。

 抜ききれないシーンもあったことは確か。だが、「持ったら仕掛けようというのがありましたし、止められても次があるという形で結構行こうと意識していた」という松村は果敢に縦、中への仕掛けを連発。名門・静岡学園の高速アタッカーは、長距離移動による疲労も見えるコロンビアDFの脅威となり、クロスやラストパスにまで持ち込んでいた。

 後半はコロンビアも縦のドリブルコースを切るなど対応。仕掛けの回数は減った。スピードを消された時に何ができるかは、彼が求められている部分でもある。その中で松村は他の選手を活用したり、良い形でボールを持てば再び縦へ持ち込んだりもしていた。

 ただし、「縦行けるところは行けたし、中に切れ込むことはできていたので、最後クロスの精度を上げたり、得点まで繋げること」と突破したあとのプレーを反省。SBSカップの残り2試合ではゴールに絡む活躍を見せる意気込みだ。

 次戦(9日)の対戦相手はU-18日本代表。「一緒に海外でやってきた人もいるし、その中で自分たちは静岡県の代表としてやっている。ボクだけでなく、みんなのモチベーションも高い。明日やるのでしっかりと勝ちたいと思います」。U-18コロンビア代表に続き、U-18日本代表も苦しめて、静岡の勝利に貢献する。
 
(取材・文 吉田太郎)

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