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[SBS杯]“飛び級”でU-20代表経験のU-18代表FW櫻川ソロモン「この代ではエースストライカーとして」

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U-18日本代表FW櫻川ソロモン(千葉U-18)がDFをかわして右足を振り抜く

[8.8 SBS杯 U-18日本代表 2-0 U-18ベルギー代表 藤枝総合]

 U-18世代を引っ張るという覚悟がある。U-18日本代表FW櫻川ソロモン(千葉U-18)はU-18ベルギー代表とのSBSカップ初戦で先発出場。身長190cm大型ストライカーは果敢にクロスへ飛び込んでエアバトルを演じていたほか、スペースへの抜け出しや、DFを鮮やかにかわしてからのシュートを狙うなど、前線で奮闘していた。

 ポジショニング良くボールを引き出していた印象だが、クロスにはわずかに合わず。シュートはDFのブロックに合うなど思うようなシュートを打つことはできなかった。後半17分に交代した櫻川は「ちょっと惜しい部分が多かったので、そこはあと2戦あるので、ちょっとずつ詰めていけたらと思います」と語っていた。

 今年3月にはU-20日本代表に“飛び級招集”されて欧州遠征に参加。U-20ワールドカップを控えたチームの強度やスピードを体感してきた。注目ストライカーは他のU-18世代の選手たちがしていないような経験を積んできたという自負がある。

「自分も飛び級していた分、この代ではエースストライカーとして点獲って、起点となって、勝たせられる選手にならないといけない。(もっと)個人として打開できる選手になりたいと思います」

 U-18日本代表のFW争いは熾烈だ。今回のメンバーの他にも今年のU-20ワールドカップで活躍し、J2でも活躍中のFW斉藤光毅(横浜FC)やU-17世代のエースFW西川潤(桐光学園高)、FW染野唯月(尚志高)らがいる。「そこはしっかりと勝っていきたい」と櫻川。まずはSBSカップの残り2試合で、しっかりとエースストライカーの仕事をして、その座を確固たるものにする。

(取材・文 吉田太郎)

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