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香川のサラゴサ移籍にスペイン紙「大当たりを引いた」

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サラゴサ移籍が決まったMF香川真司

 日本代表MF香川真司を獲得したサラゴサ(スペイン2部)について、スペイン『マルカ』が「大当たりを引いた」と表現した。

 サラゴサは9日、ドルトムントから香川が2年契約で加入することを発表。同紙によると、ビクトル・フェルナンデス監督は7月30日、「移籍市場が閉まる前に衝撃的な補強を行う」と宣言しており、それが香川だったようだ。

 同紙は「アジア歴代最高選手の1人を獲得することができ、クラブにとってはまさに大当たりだ。香川はここ数年困難な時を過ごした。しかし、自身に向けられる懐疑の多くが間違いだと証明し、サラゴサの1部昇格に貢献してくれるだろう」と期待を込めている。

 クラブは今夏、昨季リーグ戦21試合で6得点を挙げたMFペップ・ビールを500万ユーロ(約6億円)でコペンハーゲン(デンマーク)に放出。香川はその代役と見られており、同紙は「彼はトップ下やウイングでプレーできる。彼の登場により、多くのサラゴサファンは2012-13シーズン以来の1部昇格を夢見ている」と伝えた。

 ドルトムントでくすぶる時期が続き、今年1月にはベシクタシュ(トルコ)への期限付き移籍も経験。かねてから夢と公言していたスペイン移籍を実現させた香川は、新天地で躍動する姿を見せ、ファンやメディアの期待に応えることはできるだろうか。

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