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「どんなことも正直に…」ランパード監督がD・ルイスのアーセナル電撃移籍の舞台裏を明かす

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フランク・ランパード監督がDFダビド・ルイスの移籍に言及

 チェルシーフランク・ランパード監督がアーセナルに電撃移籍したDFダビド・ルイスについて言及した。プレミアリーグ開幕戦に向けた記者会見でのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 5月にチェルシーと契約延長したばかりだったD・ルイスは、移籍ウインドー最終日の8日、同じロンドンに本拠地を置くアーセナルへと加入。正式決定の前には練習欠席も報じられ、今回の移籍に関してさまざまな憶測が飛び交った。

 しかし、「先週、彼と本音で会話をした。その結論が移籍だったんだ」と明かすランパード監督は「争いや仲違いがあったわけではないということをまず明らかにしたい」と強調し、次のように話している。

「どんなことでも正直にいきたい。ダビドも正直にいてくれたと思うよ」

「ダビドが練習に参加しなかった日は自分の決断だった。試合(11日に敵地で行われるユナイテッドとの開幕戦)に向けてのものだったんだ。今はとにかくこのチームで試合に集中するよ」

「ピッチ上というのは戦いの場所だ。No.1、No.2というのは存在しない。スタメンを懸けて争わなければいけないんだ。彼がベストを尽くしてくれることを願うよ。彼はチェルシーの歴史で大きな功績を作ってくれたからね」

 続けてライバルクラブへの移籍の是非を問われた指揮官は「選手が直接ライバルチームに移籍することは悪いものだとは思っていない。状況によるね。締め切りに近づいてアーセナルが彼を欲した。クラブとして決断しないといけなかった」と返答してる。

 そして「彼の決断はアーセナルに移籍することだった。今ここにいる選手で戦うしかない。彼はいい選手で、これからは対戦相手となる。これが今の状況だ」と受け入れる姿勢を示した。

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