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新天地デビューをゴールで飾った浅野拓磨、監督やチームメイトが称賛「彼に追いつくのは無理」

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デビュー戦で得点を挙げたFW浅野拓磨

 セルビアのパルチザンに加わったFW浅野拓磨はデビュー戦となったイェニ・マラティヤスポル戦でいきなりゴールをマーク。サボ・ミロシェビッチ監督は、そのパフォーマンスに満足感を示しつつ、今後に向けて「彼に多くを期待する」とも語った。

 数日前にアーセナルからの完全移籍でのパルチザン入りが決まったばかりだった浅野だが、現地時間8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦のマラティヤスポルとの第1戦の後半から出場。同22分に味方からのスルーパスに抜け出し、ゴール左前の位置で右足を振り抜くと、相手GKを越える鮮やかなシュートを突き刺し、ホームスタジアムを沸かせた。

 そのデビュー戦でのパフォーマンスにはミロシェビッチ監督も満足した様子。セルビア『Mondo』が紹介したコメントによると、同監督は「(補強にあたって)私がなぜスピードにこだわったのか見られただろう」と強調し、浅野について「スピードに関して言えば、彼が我々の一番の補強だ。彼に追いつくのは無理。特にこのマラティヤスポルの守備ラインは足があまり速くないため、手を焼いただろう」と指摘したとのこと。

 また、セルビア人指揮官は「彼はチームとプレーしたが、働き続けなければいけない。さらにいくつかのゴールを決めてほしいし、我々は彼に多くを期待する」と言及。「ビックチーム、ビッククラブからやってきたので、それを彼に求めることになる」と浅野への注文も口にした。

 一方、先月の初旬にローマから期限付きで加わり、この試合の前半4分に先制弾を決めたFWウマル・サディクは同国『Novosti』で、新たに加わったチームメイトについてコメントし、「とても大事なプレーヤーで、僕たちが必要としていた存在。信じられないほど速い」と驚きを示している。

 新天地でのデビューマッチをゴールで飾り好スタートを切った浅野。主要リーグではないとは言え、今後のプレーにも注目したいところだ。

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