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闘莉王投入から怒涛の反撃!京都が2点差追いつきドロー決着、栃木は大黒ロング弾実らず

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同点ゴールを決めた一美和成

[8.10 J2第27節 京都2-2栃木 西京極]

 J2リーグは10日、第27節を行った。たけびしスタジアム京都では京都サンガF.C.栃木SCが対戦し、2-2で引き分けた。

 京都が試合の主導権を握るが、先手を取ったのは栃木だった。前半39分、カウンターからFW西谷和希がドリブルでボールを運び、PA左から中央へパスを送る。これは相手のブロックに遭うが、こぼれ球を回収した西谷和が右足シュートを決め、先制に成功した。

 さらに栃木はエースがしたたかに追加点を奪う。後半14分、ハーフェーライン付近で京都が素早くリスタート。横パスを受けたMF庄司悦大のコントロールミスを見逃さず、FW大黒将志が奪ってそのままロングシュートを放つ。これがGK加藤順大の意表を突いてゴールに吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 首位浮上に向けて勝ち点を落としたくない京都。後半19分にDF田中マルクス闘莉王を投入し、前線に入れると、攻撃のギアがさらに一つ上がる。28分、左サイドでパスを受けたMF小屋松知哉が縦に仕掛けて左足でクロスを供給。GKユ・ヒョンが弾いたボールが自身の足に当たってゴールに吸い込まれた。

 1点を返した京都。攻撃の手を緩めず、ゴールに迫り続けると、後半41分だった。PA右でMF福岡慎平のリターンパスを受けたFW一美和成が細かいステップで相手をかわし、左足を一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さり、2-2と同点に追いついた。

 試合は2-2でタイムアップ。京都は追いついたものの、勝ち点1の獲得にとどまり、首位柏との勝ち点差が『4』に広がった。

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