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“蹴り直し”成功で単独トップ12点目! FC東京D・オリヴェイラ「2本目も落ち着いて」

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PKを蹴るFWディエゴ・オリヴェイラ

[8.10 J1第22節 FC東京1-0仙台 味スタ]

 FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラのPK弾を守り、3連勝を飾った。前半は仙台DFシマオ・マテに抑えられたが、0-0で折り返した後半は2トップを縦に並べ、ギアを上げる。迎えた後半12分、MF東慶悟が浮き球のスルーパスを入れると、快速で抜け出したFW永井謙佑がシマオに倒され、PKのチャンスを獲得した。

 キッカーはディエゴ。独特の助走から右足で正面に蹴り込むと、GKヤクブ・スウォビィクがストップ。しかし、ディエゴが蹴る前にスウォビィクが動き、ゴールラインに足が触れていなかったという判定から“蹴り直し”が命じられた。

「GKの動きは見えていた。(PKを蹴る時の)私のスタイルが知られていて、厳しいことも分かっている」。1度目は止められたが、2度目はきっちりと沈めた。後半17分、再び助走から右足で今度はコースを突き、ゴール右上に突き刺した。

「いつも通りにすることが大切だと思っている。1本目で決められれば一番良かったが、2本目は落ち着いて決められた」。これが貴重な決勝点となり、長谷川健太監督も「やり直しをしっかり決めてくれたのはチームとして大きかった」と称えた。

 ホームで2戦連発のディエゴは今季12点目。単独で得点ランキングトップに立ったが、「得点王争いは気にしない。大事なのはチームが勝つこと」と、フォアザチームを強調。首位を走るFC東京は2位鹿島と7差、3位川崎Fと9差に広げ、チーム一丸で一つの目標に向かっている。

(取材・文 佐藤亜希子)
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