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「僕は当落線上の選手」…東京五輪世代の愛媛MF長沼洋一、まず大事なのは「チームでの結果」

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U-22日本代表の愛媛MF長沼洋一(写真はトゥーロン国際大会のもの)

[8.10 J2第27節 千葉2-3愛媛 フクアリ]

 初めてレギュラーとして過ごすシーズン。愛媛FCのMF長沼洋一は「良いサイクルでできている。プロ4年目で初めての経験なので、すごく良い経験ができている」と充実した表情を浮かべた。

 千葉戦では右アウトサイドの位置に入り、タッチライン際で上下動を繰り返すだけでなく、時には中央にポジションをとって攻撃の潤滑油になるなどリズムをもたらそうとする。前半36分までに2点のリードを奪われて後半を迎えたが、「自分たちのサッカーをやっていればチャンスはあると思っていた」と攻勢を強めると、同12分と同14分の得点で試合を振り出しに戻し、同アディショナルタイムのFW丹羽詩温の劇的な得点で3-2の逆転勝利を収め、今季初の3連勝を飾った。

「前半は相手をうまくはがせなくて、後ろからつなぐチームの形ができずに自分たちのペースにならなかったけど、後半は良い形で1点、2点と取れたので良い流れを作れた」

 東京五輪世代の長沼は、昨年8月のアジア大会以降、同代表のすべての活動に招集されてきた。主力の一人として自覚が芽生え始めてもいい状況だったが、今年5月に改めて自身の立ち位置を確認する出来事があった。第47回トゥーロン国際大会に出場するU-22日本代表が5月17日に、東京五輪世代が中心となったコパ・アメリカ代表に臨むA代表が5月24発表された。U-22代表の中核とも呼べる選手たちはブラジル行きの切符を手に入れたが、長沼が手にしたのはフランス行きの切符だった。

「同じタイミングでコパとトゥーロンのメンバーが発表された。3月の(U-22日本代表の)活動も一緒にやっていた選手がコパに呼ばれていたので悔しい思いがあった」

 だからこそ、燃えた。「コパに行きたかった思いもあったけど、トゥーロンでやってやろうという気持ちがあった」と意気込んで臨んだトゥーロン国際大会では4試合に出場。3試合に先発フル出場を果たし、初戦のイングランド戦では決勝ゴールを奪うなど、史上初となる決勝進出に貢献した。

 U-22日本代表の中で「僕は当落線上の選手」という。「(U-22代表に)右のウイングバックやSBで良い選手がたくさんいるのは分かっている。彼らに負けないように、まずは愛媛で結果を残し続けることが大事だし、代表に行ったら行ったで結果を残したい」と今後も、一つの目標である東京五輪メンバー入りを果たすため、自身の存在価値を愛媛で証明していく。

(取材・文 折戸岳彦)
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