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トッテナム移籍浮上の酒井宏樹、複数オファー認めるも「マルセイユ以上のクラブはなかった」

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酒井宏樹はマルセイユ残留を表明

 マルセイユ日本代表DF酒井宏樹は、今夏の移籍市場でいくつかのオファーがあったことを認めた。

 2016年のマルセイユ加入以降、ディフェンスラインで器用な働きを見せる酒井は、ルディ・ガルシア前監督の下で3シーズンにわたり主力としてプレー。すると今夏、昨シーズンにチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたトッテナムが獲得を目指すと報じられてきた。しかし、8日にイングランドの移籍市場が閉幕したため、プレミアリーグ挑戦は実現せず、フランスで4シーズン目を迎える。

 酒井は10日のリーグ・アン開幕を前に、フランス『La Provence』のインタビューで今夏の去就などについて明かした。他クラブからのオファーやマルセイユ退団の可能性について問われた同選手は「いくつかのオファーを受け取りました。でも、マルセイユ以上に魅力のあるクラブはありませんでした。僕はここで気持ち良くプレーしていますし、マルセイユで幸せです」とオファーが届いていたものの、退団する必要はなかったと認めた。

 また、アンドレ・ビラス・ボアス新監督や新シーズンに向けてのマルセイユの状態についての質問にも回答している。

「ルディ・ガルシアの下でやっていた時よりも、新監督が来てからさらに戦術的な細かい部分を詰めている状態です。彼が求めていることをグラウンドで完璧にできるように努力しています。夏に2人の良い選手(アルバロ・ゴンザレスとダリオ・ベネデット)が入りました。今シーズンは序盤から上手くやっていけると願っています」

 なお、マルセイユは10日の開幕戦でホームにランスを迎え、酒井は右サイドバックでフル出場したものの、0-2で敗れている。

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