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レアルはリーガ開幕直前の親善試合で黒星…ローマと2-2拮抗もPKに泣く

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先制点を挙げたDFマルセロはPKを外してしまう

 レアル・マドリーは11日、クラブ親善試合でローマと対戦。2-2の末にPK戦に突入し、4-5で敗れた。

 日本代表MF久保建英が招集外となったこの試合は、レアルにとってリーガ・エスパニョーラ開幕前の最後の実戦に。今夏加入のMFエデン・アザール、MFルカ・モドリッチやFWカリム・ベンゼマが先発した。

 レアルは前半16分、PA左でパスを受けたマルセロが相手DFをかわして右足でピンポイントシュート。ゴール右隅に突き刺し、さっそく先制に成功した。

 しかしローマも反撃に出る。前半34分、MFニコロ・ザニオーロが右サイドを果敢に突破し、PA右からファーサイドへとグラウンダーのクロス。走り込んだFWディエゴ・ペロッティが左足ダイレクトを振り抜き、ゴールに叩き込んだ。

 レアルも前半39分、中盤の左サイドからマルセロが左足クロスを放り込むと、ファーサイドのMFカゼミーロが空中戦を制してゴール左にヘディングシュート。ゴール左に流し込み、すかさずリードをつけた。

 点の取り合いは続く。ローマは失点から1分後、MFジェンギズ・ウンデルが中盤から縦パスを入れると、反応したFWエディン・ジェコが右足をダイレクトで振り抜く。ゴール右隅に決め、2-2と試合を振り出しに戻した。

 前半を2-2で折り返し、後半は両者ともに得点を挙げられず。そのまま90分間が過ぎてPK戦に突入した。全員がPKを決め切り、迎えたレアルの5人目は先制点を挙げたマルセロ。左足シュートはGKパウ・ロペスの読みを外したものの、ボールは無情にもクロスバーを直撃し、ゴールラインの外へ。5人全員決め切ったローマがPK戦を5-4で制した。

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