beacon

開幕戦で4失点完敗のチェルシー…新指揮官ランパードは“ミス”と“収穫”を語る

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季からチームを率いるフランク・ランパード監督

[8.11 プレミア第1節 マンチェスター・U 4-0 チェルシー]

 チェルシーは11日、マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、開幕戦は0-4で大敗。今季からチームを率いるフランク・ランパード監督は新体制のチームにミスと収穫を見出した。11日、クラブ公式サイトが伝えている。

 前半17分にPKを献上して先制を許したチェルシーだが、前半の試合内容では拮抗。後半に折り返してもその調子は続いたが、後半20分に失点すると同22分、36分と立て続けに得点を許し、あっという間に0-4の大敗を喫した。

 ランパード監督は「45分間か60分間は明らかに良かった。それでも、個人のミスで5本のシュートを4本決められた」と失点の要因が自分たちのミスによるものだと語る。「もし前半を2-1や、3-1で折り返していたら、もしゴール前での決定力があって、運がもう少しあれば、ゲームは全く違ったものになっていたはずだ」と悔しさを滲ませた。

 しかし、指揮官は大敗を喫した試合にも収穫を見つけている。「ゲームの支配という点だ。前半は激しく、プレスをかけることができた。かなりの部分で相手を苦しめたと思う。様々な位置において、高いところからボールを奪って行けた」と口にし、MFメイソン・マウントとMFペドロ・ロドリゲスを名指しで称賛。さらに前半の中盤支配についてはMFジョルジーニョとMFマテオ・コバチッチの活躍があったことを明らかにした。

「でもフットボールは得点を決めないといけない。相手は自分たちのゴール前で決定力を見せた。相手よりも多くシュートを打ったし、相手よりもチャンスを作った。それでもやりきることが出来ずに中途半端になってしまった」

「4-0という結果だけ聞けば、厳しいものに聞こえるが、試合を見た人なら、もっと得点を奪え、違った試合になったと感じたはずだ」

「必ず巻き返す。いつまでも落ち込んではいられない。もちろんどんな時だって4-0で負けるのはキツいさ。だが4-0で負けただけだ。これ以上続かないように、すぐにチームを修正しないとね。ミスを分析して、立て直すんだ」

●プレミアリーグ2019-20特集

TOP