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退団希望ネイマールへ「クソ野郎」「出て行け」…パリSGファンがシーズン開幕戦で怒り

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ネイマールへの怒りをにじませるパリSGサポーター

 パリSGからの退団を希望するとされるネイマールに対して、サポーターがネガティブキャンペーンを実施している。

 2017年夏に史上最高額となる2億2200万ユーロ(当時約290億円)でバルセロナからパリSGにやって来たネイマールだが、今夏に退団を強く希望すると考えられている。中でも、古巣のバルセロナとレアル・マドリーが新天地の候補に挙がり、スペイン帰還の可能性が浮上する。

 パリSGはネイマールを安く叩き売るつもりはないとされているが、以前からピッチ内外でトラブルが相次ぐ同選手の売却を検討。さらに、プレシーズンにチームへの合流が遅れたことで、クラブの怒りを買ったとも報じられている。そんな中、『Goal』の取材によると、パリSGはフィリペ・コウチーニョとネルソン・セメドの譲渡に加え、5000万ユーロ(約59億円)の移籍金が支払われるバルセロナのオファーを熟慮しているようだ。

 さまざまな憶測が飛び交う中迎えた11日、パルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン開幕戦のニーム戦にコパ・アメリカ前の負傷が完治していないネイマールはベンチ外に。しかし、同選手の態度に激怒するパリSGサポーターは、スタジアムでネガティブキャンペーンを実施する。

 スタンドからはネイマールに対してと考えらえる“クソ野郎”とのチャントが響き渡り、“ネイマール、出て行け”といったバナーも散見されるなど、退団を希望する同選手の移籍を望む一部のサポーターが過激な行動に出ている。

 2017年夏の移籍以降、ケガにより長期の離脱を余儀なくされるも、全公式戦58試合に出場し、51ゴールを挙げるなどパリSGのリーグ・アン連覇などに貢献したネイマールだが、今夏の去就はどのような形で決着するのだろうか。

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