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ローマ戦でジダンに起用されたベイルだが…選手関係者は「状況は変わっていない。ただ利用されただけ」

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レアル・マドリーMFガレス・ベイル

 11日のローマ戦で後半途中からジネディーヌ・ジダン監督に起用されたレアル・マドリーMFガレス・ベイルだが、選手関係者によれば「状況は何も変わっていない」という。スペイン『アス』が報じている。

 MFハメス・ロドリゲス、FWマリアーノ同様にジダン監督から構想外として扱われてきたベイルだが、ローマ戦では3選手の中で一人だけ招集されて61分から出場を果たした。これによって、ここから戦力に数えられる可能性も浮上している。

 しかしベイルに近しい関係者曰く、今回招集メンバーに含まれたことには選手本人すら驚きを覚えていたとのこと。関係者によると、ベイルはクラブ側から今季チームにとどめるなど、何かしらの決定を伝えられたわけではないようだ。

「ジダンと再びゼロから始める? ガレス・ベイルのレアル・マドリーにおける状況は変わっていない。決して変わらないだろう」

「マドリーはベイルを売るために全世界にそのプレーを示したかった? そうは思わない……。ただ(ジダンが)利用したかったということだろう」

 なおジダン監督はローマ戦後、ベイルについて「彼がマドリーの選手である限りは戦力に数える。移籍市場の最後にすべて変わり得るんだよ」と語るにとどまっている。プレミアリーグの市場が閉鎖された現在、ベイルの移籍先にはバイエルンが挙げられている状況だが、既定路線通りに移籍するのか、それとも残留の芽もあるのだろうか。

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