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UEFA主催男子大会で初の女性審判…リバプール&チェルシー両指揮官も歓迎「歴史的な瞬間」

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ステファニー・フラッパートが主審を務める

 14日に行われるUEFAスーパーカップ。2019年の同大会では、UEFA主催の男子大会を初めて女性審判が裁くことになっている。リバプールチェルシー両指揮官は、歴史的な試合を戦えることを喜んでいるようだ。

 前シーズンのチャンピオンズリーグ王者とヨーロッパリーグ王者が戦うスーパーカップ。1972年よりスタートした同大会は、今回史上初めてイングランド勢同士による対戦となったことで注目を集めている。

 そして、この試合を担当するのはステファニー・フラッパート。2009年からFIFA国際審判員リストに登録されているフランス出身の女性レフェリーは、UEFA主催の男子大会を初めて裁く女性となった。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督はこれについて問われると、「賢明な判断」と称賛している。

「その時が来たということ。ドイツ時代には何度も女性審判が担当した試合を戦ったよ。彼女は落ち着いているね。私はこの歴史的な瞬間の一部になれることを本当に嬉しく思うよ。数百万人の前での非常に重要な試合で、女性が担当することは賢明な判断だ。最初のものなので特別になるだろうが、これが最後にならないことを祈っているよ」

 また、DFフィルヒル・ファン・ダイクは「性別なんて関係ない。クオリティがあるから選ばれたんだ。重要なことはそこではない。おそらく正しい決断だ。性別なんて全く関係ないんだよ」と語っている。

 一方チェルシーのフランク・ランパード監督も、女性審判が担当することを喜んでいる。

「素晴らしいニュースだね。歴史的な瞬間の一部になれて光栄だ。当然のことだね。時間がかかりすぎたくらいだと思う。これは歴史的な瞬間で、正しい道の第一歩だ」

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