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J1守備陣を苦しめた鹿屋体育大FW藤本一輝「120分、J1相手に戦えた」

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鹿屋体育大は1-2で大分に敗戦

[8.14 天皇杯3回戦 鹿屋体育大1-2大分 昭和電ド]

 鹿屋体育大は14日、天皇杯3回戦でJ1の大分トリニータとアウェーで対戦し、延長戦の末に1-2で敗れた。攻撃でインパクトを残したFW藤本一輝、守備を支えたキャプテンDF奥田雄大が試合後のインタビューで120分間を振り返っている。

 2回戦でJ1の名古屋を撃破した鹿屋体育大は、大分にボールを持たれる時間が続き、後半アディショナルタイム1分に先制ゴールを献上。直後の同アディショナルタイム3分にオウンゴールで追いついたが、延長後半15分に勝ち越しゴールを許し、2戦連続のジャイアントキリングとはならなかった。

 名古屋戦でゴールを挙げていた藤本は2シャドーの一角で先発フル出場。守勢の展開の中、力強いドリブルで突破口を開き、惜しい場面を何度も作った。加えて前線からの守備でも奮闘。後半アディショナルタイム3分の同点シーンでは前からのプレッシャーで相手のオウンゴール誘発に絡んだ。

 攻守で高いクオリティーを見せた藤本だが、敗戦を受けて「結構ボールを持たれる時間が長くて、その中でワンチャンスを決めようみたいな感じだったんですけど、チャンスを生かし切れず悔しいです」と反省を口にしている。

 大分の守備陣を苦しめた自身のドリブルに関しては「守備の時間が長かったんですけど、ボールを持った時はチームのために頑張りました」と語り、試合を通して「自分自身120分、J1相手に戦えたというところもありますし、チームとしても負けてしまったんですけど、大きな収穫を得ることができたと思います」と前向きに振り返った。

 また、来季の徳島加入が内定している奥田は「自分たちが目指しているプロというところでレベルがどれだけあったのか、これから自分たちがしなきゃいけないことを肌で感じられたかなと思います」とコメント。「直近で大学の夏の全国大会(総理大臣杯)があるので、そこに向かって今日得たことをしっかりフィードバックして改善して次につなげていきたいです」と、次の戦いに向けて切り替えた。

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