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フランクフルト公式戦初ゴールの鎌田大地、自身が最も合っているポジションは「ナンバー10」

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MF鎌田大地

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、自身が最も適しているポジションは「ナンバー10」と感じているようだ。フランクフルト公式チャンネルのインタビューで語った。

 2017年夏にサガン鳥栖から元日本代表MFの長谷部誠も所属するフランクフルトに渡った鎌田だが、初年は出場機会を得られず、昨シーズンは期限付きでベルギーのシントトロイデンでプレー。公式戦で16ゴールを決めるなど結果を残し、今夏にはジェノアからの興味が伝えられるなど移籍の可能性が浮上していた。

 しかし、フランクフルトに戻って来てからのプレシーズンで見せた成長した姿にアディ・ヒュッタ―監督も「彼は素晴らしい選手、ゴールを演出し、ゴールを自らも決めるエレガントな選手だ」と称賛。「なので、ここに残すべきだと考えているし、実際にもそうする」と残留させることを強調した。

 そして鎌田は先日のDFBポカール1回戦のヴァルトホーフ・マンハイム戦でフランクフルトでの公式戦初ゴールをマーク。インタビューでは「ゴールはすごく嬉しかったですし、3部相手でしたけれども、大事なゴールだったと思うので良かったと思います」と喜びを語ると「これからもっと大事な試合が増えていくので、点をとってたくさんチームに貢献できたらと思います」と意気込みを示した。

 一方で、レギュラー起用が続くなか、自身が一番適するポジションについても聞かれた鎌田は「ナンバー10(トップ下)が一番やりやすいポジションと思います。フォワードはあまりできないと思うし、6番(ボランチ)になるともう少しディフェンスの部分でやらなければいけないのが多いので、今ナンバー10が一番合ってるかなと思います」とも話している。

 FWルカ・ヨヴィッチやセバスティアン・ハーラーといったアタッカーが抜けて前線の顔ぶれが変わっていくなか、ヒュッター監督はトップ下に鎌田を置くことになるのだろうか。

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