ユベントスの主将DFジョルジョ・キエッリーニが15日、イタリア紙『ラ・スタンパ』のインタビューに応じ、チームについて語った。

　今夏の移籍市場において、インテルで構想外となっているFWマウロ・イカルディの去就が注目を集めている。イカルディには、ローマやナポリなどが獲得に関心を示しているが、インテルFWはユベントス移籍を希望しているとされる。だがキエッリーニはインテルFWのユーベ移籍の可能性を一蹴した。

「リスペクトした上で言うが、ファンタジーだ。このチームには偉大なFWが所属している。それに長いシーズンを通して団結し、お互いに助け合えるようなチームを考えている。もうすぐシーズンが始まるので良かったよ」

　また今夏、退団の可能性が報じられているFWパウロ・ディバラについて語った。「パウロは良いパフォーマンスを見せている。練習でも落ち着いている様子だし、僕のアドバイスは必要としていないよ。偉大な選手であり、免疫もある。こういったことは現役生活ではある話であり、状況を把握し、プロフェッショナルに振る舞うようにしているよ」と述べた。

　続いてユーベ主将は、新加入の20歳DFマタイス・デ・リフトに言及。「彼は素晴らしい選手であり、ヨーロッパで最も将来が期待されている若手だ。僕らのところに一緒にいてくれて幸せに思う。簡単ではないが、新選手たちがこのチームのレベルを引き上げてくれるだろう」と賛辞を贈った。

　最後にキエッリーニは今シーズンのセリエAについて言及。ユベントス、インテル、ナポリの3クラブでスクデット争いが行われることを予想した。

「インテルは昨年もスクデットを目指すためのすべての要素を兼ね備えていた。だがクラブ内部の問題を抱え、継続性が足りなかった。(アントニオ)コンテ、(ディエゴ)ゴディン、(ロメル)ルカクが加わったことで、違いを見せられるはずだ。ナポリも同様だし、3チームが優勝を目指すことになる」

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