beacon

香川真司の印象を語るサラゴサ選手たち…ベテランGKと生え抜きDFが口を揃えて指摘したのは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

同僚がMF香川真司の印象を語る

 スペイン2部サラゴサのGKクリスティアン・アルバレスやDFカルロス・ニエトが新加入の日本代表MF香川真司の印象について語っている。スペイン『マルカ』や『デスマルケ』がコメントを紹介した。

 今月9日にサラゴサ入りが発表され、13日に開催された入団セレモニーには7000人近くのサポーターがスタジアムに駆けつけた香川。ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝など栄光を手にしている選手がやってきたことは現地メディアでは「爆弾のようなニュース」と称されるなど大きな反響を呼び、シーズンチケットの売れ行きにも影響しているとも伝えられている。

 そんなスターに既存選手はどのような印象を受けているのだろうか。スペインではエスパニョールやラージョでプレーし、チームのベテランの1人である現在33歳のアルゼンチン人守護神アルバレスは、「新しい選手たちはみんな、大きなクオリティーを持っている。彼らの共通点はハングリー精神、成功を手にする貪欲さだ」と前置きすると、香川についてこのように続けた。

「彼のような格の選手がここにやってきたのはものすごくポジティブなこと。彼はすでにグループから尊敬、チームメイトから信頼を勝ち取っている。すごく飾り気のない感じで入ってきた」

 自然体の振る舞いに好感を覚えた様子のアルバレスは「7000人もの人々が入団セレモニーを訪れたのはこのクラブの規模や街にとっての重要性を物語る」とも言及。「外からの選手たちにとっても、どこにいるのか、どこでプレーすることになったのかを知ることができるので、それは良いことだと思う」と香川にも地元の熱気が伝わったことを満足気に語っている。

 また23歳のサラゴサ生まれで同クラブ生え抜きのDFニエトも香川について語った。

「全員にとってエキサイティングな補強だよ。シンジの入団セレモニーでサポーターたちが見せたリアクションやチームに対する応援には驚きはない。ドレッシングルームではみんなワクワクしている。彼が大きな助けとなることを確信しているからね。僕たちが驚かされたのは彼の飾り気のないところだね。とにかく彼はもう馴染んでくれているようだよ」

 新チームメイトの2人がそれぞれ指摘した香川のプレーンなオーラ。スペインでは「地獄」とも呼ばれる2部での新たな挑戦に挑むなか、新しい仲間に認められるにあたって、大きなきっかけとなるかもしれない。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP