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サラゴサ香川真司がトップ下で躍動! スペインデビュー戦を白星で飾る

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サラゴサMF香川真司

[8.17 リーガ・エスパニョーラ2部第1節 サラゴサ2-0テネリフェ]

 リーガ・エスパニョーラ2部は17日、開幕節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサは敵地でテネリフェと対戦した。加入して初めての公式戦を迎えた香川はトップ下の位置で先発し、後半35分までプレー。連携面にはさらなる伸び代も感じさせつつも、2-0での開幕白星に貢献した。

 サラゴサは前半3分、香川がスルーパスをペナルティエリア左に通し、抜け出したFWラファエル・ドゥワメナが左足シュート。しかし惜しくも右に外れ、早々の初アシストはならなかった。8分には香川の対応遅れから右サイドを崩され、危険なヘディングシュートを放たれたが、GKクリスティアン・アルバレスがビッグセーブを見せた。

 サラゴサは前半16分、敵陣左サイドの角度のないところでFKを獲得すると、香川が曲げて落とすようなキックでゴール前を強襲する場面も。そして41分、アルバレスのロングキックにFWアルバート・ソロが反応し、左サイドをえぐって横パスをMFルイス・スアレスに出すと、抜け出たスアレスがネットに突き刺し、サラゴサが先制に成功した。

 後半はお互いが攻め合う展開。15分過ぎ、サラゴサは波状攻撃から香川がゴールに迫る場面も見せ、27分には香川が意表を突いたループシュートも放った。香川は35分、MFアレックス・ブランコと交代。38分には、テネリフェが途中出場MFカルロス・ルイス・アレナガに2枚目のイエローカードが出され、10人での戦いを強いられた。

 サラゴサは後半42分、ペナルティボックスの境界付近でA・ブランコがファウルを受けると、当初はFKが与えられたがVARの介入によりPKに変更。これをMFハビエル・ロスが落ち着いて決め、リードを2点に広げた。試合はそのまま終了。80分間プレーした香川は移籍初陣を白星で飾った。

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