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ジダン、先発起用のベイル残留を宣言「彼はここに残る」

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ジネディーヌ・ジダン監督がベイルについて言及

 17日のリーガ・エスパニョーラ第1節、レアル・マドリーは敵地バライドスでのセルタ戦に3-1で勝利した。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、この試合で先発させて躍動感あるプレーを見せたMFガレス・ベイルが残留することを宣言した。

 レアルで昨季終盤から戦力外扱いとなり、今夏での移籍が確実視されていたベイルだが、移籍先が見つかることなくクラブに留まり続けていた。そしてジダン監督は、このセルタ戦で同選手を先発起用。ウェールズ代表MFは特に前半に存在感を示し、1アシストを記録するなど、セルタ守備陣を自慢のスピードあふれるドリブルで幾度も切り裂いた。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたジダン監督は、そんなベイルが今季もレアルでプレーすることを断言している。

「ほかの全員と同じように彼はここにいる。今日のプレーには満足しているよ。彼はここに残る。ビニ(シウス)とベイルは良かったし、良い守備を見せてくれた。彼らは守備にも従事したために消耗が激しく、その後にはイスコとルーカス(・バスケス)が出場したが、彼らも良かったね」

 プレシーズンには疑惑の目を向けられていたレアルだが、この公式戦では守備でも集中力を発揮して、まるで先の黄金期のようなパフォーマンスを披露。ジダン監督は確かな手応えをつかんでいるようだ。

「良いプレーを見せて、勝利を収める…こういった形で始めることが大切なんだ。プレシーズンには、結果という面でこそ困難を伴ったが、仕事に励むという点では異なった。私たちは素晴らしい形で仕事に取り組んできたし、今日は良いプレーと勝利を味わうことができたね」

「選手たちの奮闘には満足している。ボールを保持しているときだけでなく、守備でも素晴らしい仕事を実現できた。それが試合の鍵を握ったんだよ。後半には10人なってしまったが、それでもボールをサイドから逆のサイドまで動かして、良いプレーを見せられたね」

 その後、記者会見に出席したジダン監督は、再びベイル、さらには同選手と同じく戦力外と見られていたMFハメス・ロドリゲスについても触れている。

「ベイルについて、1か月前となぜ状況が変わったか?何も変わってはいない。私はガレスもハメスも、すべての選手たちを信じている。彼らがこのユニフォームを守るために尽力してくれることをね」

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