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ジェズスが2度目の“幻のゴール”…プレミア公式「たとえ偶然のハンドであっても…」

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 17日、プレミアリーグ第2節が行われ、エティハド・スタジアムで行われたマンチェスター・シティトッテナムは2-2で引き分けに終わった。

 同点で迎えた後半アディショナルタイム2分、シティは右CKからMFケビン・デ・ブライネがクロスを入れると、DFエメリク・ラポルトが競ってコースが変わったボールをFWガブリエル・ジェズスが右足でゴールに沈めた。

 劇的な展開にスタジアムは歓喜に沸いたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、ラポルトのハンドと判定され、得点は取り消された。すでにシティは、開幕節でMFラヒーム・スターリングのオフサイドによりジェズスの得点が取り消されていた。

 ハンドの基準については、新たな競技規則により明確化。これまで“意図的”であることが要件されていたが「偶然であっても、反則と見なされる場合がある」と改訂された。さらに「たとえ偶然であっても、手や腕に当たったボールがそのままゴールに入った際の得点や、あるいは手や腕に当たって保持・コントロールされた後のボールが得点につながったり、決定機につながったりした場合は認められない(つまり、反則にあたる)」としている。

 今季からプレミアリーグで導入されたVARに対して、様々な意見がある中、同リーグの公式ツイッター(@premierleague)は「手や腕が関わって生まれたゴールは、たとえ偶然であっても今シーズンは許可されない」とツイート。新競技規則に従って、VARの力も借りつつハンドは見逃さないとしている。

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