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モドリッチ退場も…VARに理解示すS・ラモス「彼らは疑問を抱いていた」

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VARに理解を示すセルヒオ・ラモス

 レアル・マドリーに所属するDFセルヒオ・ラモスが、リーガ・エスパニョーラ開幕戦白星を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 昨季9年ぶりの無冠に終わったレアル。今夏のプレーシーズンでは7試合でわずか2勝にとどまり、新戦力のMFエデン・アザール、MFマルコ・アセンシオらが負傷するなど、新シーズンへ不安ばかりが残った。

 しかし、17日の行われた今季リーガ開幕戦のセルタ戦では、前半12分にFWカリム・ベンゼマが先制点を奪うと、後半11分にMFルカ・モドリッチが退場となったが3-1で勝利。S・ラモスは「アウェーで勝利することは、リーガをスタートする上で素晴らしい形だよ。結果はかなり妥当だったし、僕たちは素晴らしいレアル・マドリーを見せられた」と胸を張った。

 また、S・ラモスはモドリッチの退場について言及。モドリッチは後方からMFデニス・スアレスの右足アキレス腱あたりを踏みつけてしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により一発退場となった。新たな競技規則では、負傷のリスクが高いアキレス腱に接触した場合、極めて危険なファウルとしてレッドカードを提示することを定めている。

 S・ラモスは「僕たちは一人少なかった。今日のあの決定は僕たちにダメージを与えたが、再び見る必要がある。僕は審判たちと話し、彼らは疑問を抱いていた。そして彼らはVARを見に行き、あの決断を下したんだ。VARはそのためのものであるし、今回は僕たちがダメージを受けたんだよ」と、VARによる判定に理解を示した。

 次節は24日に行われ、ホームにバジャドリーを迎える。「僕たちは誰も見ておらず、自分たち自身に集中している。勝ち点3を積み重ねる必要があるし、それが歩むべき道なんだ。今日は最初の試合なので、まだ多くの試合が残っている。レアル・マドリーは大きな意欲を持って辿り着いたが、バランスを保たなければいけない」と、S・ラモスは意気込んだ。

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