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ボローニャ公式戦デビューの冨安健洋を地元紙が称賛「ニッポンの選手が素晴らしい試合」

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャで公式戦デビューを飾った日本代表DF冨安健洋について、地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』は称えている。

 コッパ・イタリア3回戦が18日に行われ、冨安が所属するボローニャは敵地でピサと対戦した。ボローニャは21分、MFアンドレア・ポーリのゴールで先制点を奪うと、後半にもFWリッカルド・オルソリーニ、FWロドリゴ・パラシオが追加点を決めて、3-0と完勝。12月4日に行われる4回戦ウディネーゼ戦へ駒を進めた。

 戦術コーチのエミリオ・デ・レオが闘病中の指揮官シニシャ・ミハイロビッチに代わって試合を振り返った。

「すぐさま試合で自分たちの力を示すのは簡単ではなかったが、選手たちは90分間にわたって緊張感を保ち、良くやってくれた。指揮官が要求していた通り、公式戦の初戦でつまずくことなく、良いプレーを見せてくれた。私はスタンドにいるスタッフとイヤホンでつながっていて、さらに彼が監督とつながっている。シニシャのことはかなり前から知っているので、我々が彼の考えに先んじていることもよくある。いずれにせよ監督は今日、選手たちのことを誇りに思っているだろう」

 続いて地元紙は、試合内容に触れつつ冨安に言及している。昨シーズン、右サイドバックのレギュラーを務めたDFイブラヒマ ・エムバイェを抑えて、冨安が先発出場したことを伝えるとともに、「(リッカルド・)オルソリーニ、トミヤスは素晴らしい連携を見せたが(マッティア・)デストロがゴール枠をとらえることができなかった」と3人の連携で好機を演出したことを綴った。また「ニッポンの選手が素晴らしい試合を見せくれた」と高く評価した。一方、『レスト・デル・カルリーノ』は、「右サイドのトミヤスは攻撃の際に非常に良いプレーを見せていたが、守備面では何度かミスがあった」とコメントしている。

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