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「強く強調された」21歳FW食野がシティから評価されたポイントを語る

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G大阪からシティに加入したFW食野亮太郎

 ガンバ大阪からマンチェスター・シティに加入したFW食野亮太郎(21)が20日、パナソニックスタジアム吹田で記者会見を行った。クラブが『GAMBA-FAMiLY.NET』でその模様を伝えている。

 食野はG大阪ユースから2種登録選手を経て、2017年にトップチーム昇格。今季はJ1リーグ戦12試合3得点、J3リーグ戦8試合8得点の活躍を見せ、今月9日にシティへの完全移籍が発表されていた。

「中学1年生からこのクラブで育ち、すごく思い入れのあるクラブ。この苦しい時期(チームは現在J1・13位)に離れることは簡単な決断ではなかったが、自分のチャレンジしたいという気持ちを社長をはじめクラブスタッフの方々に理解してもらい、背中を押していただいた。そういう感謝の気持ちを持って世界で戦っていきたい。世界に名前を残すために自分の活躍が大事だと思うので、しっかり向こうで頑張っていきたい」

 今回の移籍に際して決意を語った食野は、オファーを受けた時の率直な気持ちとして「『シティか』というか『シティか…』という(笑)。すごいチームから声がかかって、ビックリしたのが一番最初の気持ち。でも今の自分には自信があったので、それと同時にチャレンジしてみたいという気持ちが出てきた」と明かしている。

 シティの強化部からは「自分の特長であるドリブルとか狭いスペースでターンしてゴール前に向かっていけるところ。個人で何かできる、個人が強い選手だと強く強調されて伝えられた。そこは自信を持ってこれからも伸ばしていってほしいと言われた」という。

 プロ3年目での海外挑戦。「マンチェスター・シティで活躍することが一番の目標。それが叶えばガンバ大阪というクラブがもっと世界に名前が通る。自身としても日本代表に入って、来年に控えているオリンピックもあるので、そこに入っていけるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 なお、シティは食野に実戦経験を積ませるため、1年目は他クラブへの期限付き移籍になるようだ。移籍先の候補としてスコットランド1部のハーツが有力視されている。

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