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バルサのネイマール獲得オファー拒否…パリSG側には“足りない”と報道

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去就が注目されるFWネイマール

 20日、バルセロナがFWネイマール獲得に向けた最終オファーを出したと報じられたが、レンタル移籍という形でのオファーを拒否されたことが分かった。スペイン『アス』が報じている。

 パリSGはネイマール獲得へ、1億5000万ユーロ(約180億円)で買取オプション付きのレンタル移籍をバルセロナに提案している。パリSGがこの交渉に乗り出したと仏『ル・パリジャン』が報じてからわずか数時間後、バルセロナはこのオファーを断ったようだ。とはいえ、両クラブの交渉は数日間に渡って続く。

 仏『フレンチ・ダイアリー』によると、パリSGはバルセロナ側の提案を受け入れられないようだ。金銭面だけではなく、敬意が足りていないという点にも要因があるという。

 パリSGは2017年8月に2億2200万ユーロ(約269億4000万円)でネイマールを獲得した。史上最高額だっただけに、ナセル・アル・ケライフィ会長は獲得からたった2年後にネイマールをレンタルで放出することに難色を示している。

 バルセロナは今年7月、MFコウチーニョとMFイバン・ラキティッチを取引に加えてパリSGとの交渉に臨んだ。だが、パリSGはこのオファーを不十分と見ており、レオナルドSDはラキティッチの獲得を望んでいなかった。それ以降、バルセロナはレンタル移籍という形で獲得できないか調査してきたものの、アル・ケライフィ会長にとっては現実的な提案ではないという。

 さらに、パリSGにはファイナンシャル・フェアプレーについても考慮しなければならないという事情がある。もしネイマールを手放す場合、それに匹敵する選手の獲得に大金を費やさなければない。こうした事情からも、バルセロナのオファーは不十分だと考えているようだ。

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