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武藤嘉紀が監督批判?“率直な意見”に英メディアが苦言「団結する必要があるのに…」

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武藤嘉紀が監督批判?

 ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀の試合後のコメントが“監督批判”と受け取られているようだ。英『HITC』が伝えている。

 今季からスティーブ・ブルース監督が指揮を執るニューカッスルは、11日のプレミアリーグ開幕節でアーセナルに0-1で惜敗すると、17日の第2節では昇格組のノリッジに1-3で敗れ、開幕2連敗を喫した。

 ノリッジ戦で後半22分から今季初出場した武藤は、試合後に「本当に大変だった。僕は孤立していると感じたし、常に3~4人の相手に囲まれていた。フォワードとしては非常に困難だった。チームとして全体的に苦労した。2敗したので状況を変えたい。僕たちはもっと一生懸命トレーニングに取り組まないとけいない」と語っていた。

 ニューカッスルはポゼッション率36.7%でノリッジにボールを支配され、シュート数(12本で枠内4本)、タッチ数、パス数などでノリッジを下回った。苦戦を強いられたことは間違いないが、武藤のこの“率直すぎるコメント”が問題視されているようだ。

 同メディアは「武藤のコメントは、すでに批判を受けているブルースを助けていない。彼の言葉はニューカッスルの戦術に対する批判とされ、今ブルースが必要としているものではない。彼の率直なコメントはオススメできない」と苦言を呈した。

 さらに「彼が苦労していることを公にすることでニューカッスルに害を及ぼす可能性が十分にある。ブルースはプレシーズンで武藤に『非常に感銘を受けた』と言っていたが、団結を示す必要があるときに、彼のコメントは見当違いにみえる」と、タイミングが悪かったと伝えている。

 ニューカッスルは次節、25日にアウェーでトッテナムと対戦。王者マンチェスター・シティと引き分けるなど、開幕無敗中の相手にニューカッスルは今季初勝利を目指す。

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