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C・ロナウド、高騰する移籍金に苦言「今は実力を証明しなくても1億ユーロの値がつく」

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クリスティアーノ・ロナウドが高騰する移籍金に苦言

 ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(34)が、高騰する移籍金に苦言を呈した。スペイン『マルカ』が報じている。

 今夏の移籍市場では、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(19)が1億2600万ユーロ(約148億7700万円)でアトレティコ・マドリーに加入。ベルギー代表FWエデン・アザール(28)は1億ユーロ(約118億700万円)でレアル・マドリーへ、イングランド代表DFハリー・マグワイア(26)は8700万ユーロ(約102億7200万円)でマンチェスター・ユナイテッドにそれぞれ移籍し、大金が動いた。

 ポルトガルのTV番組『TV1』でC・ロナウドは「現代のサッカーでは計算するのが難しくなっている」と高騰する移籍金についてふれると、「クラブは選手のポテンシャルに賭けてギャンブルをしている。そうしたサッカー産業はこれまでとは異なるものだ。今は実力を証明していなくても1億ユーロの値段がついている」と苦言を呈した。

 一方でC・ロナウド自身は、2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドから9400万ユーロ(現在のレートで約110億9900万円)でレアル・マドリー、昨夏は1億ユーロでユベントスに移籍している。

「サッカーには、より多くの金が回るようになっている。個人的に賛同できるものではないが、それが今、僕らが生きている世界だし、その点は尊重しなければならない」と一定の理解を示した。

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