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[関西U-16~Groeien~]降格圏脱出へ初芝橋本が気迫示すも…勝ち点1加えた東山がG1残留決定

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後半38分、初芝橋本高MF荻野悟がポスト直撃の右足シュート

[8.22 関西U-16~Groeien~G1第8節 東山高 0-0 初芝橋本高 伊勢フットボールヴィレッジ]

 関西地域のU-16の年代において長期にわたるリーグ戦を通して、選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien~2019」G1リーグ第8節が22日に行われ、東山高(京都)対初芝橋本高(和歌山)戦は0-0で引き分けた。

 勝ってG1リーグ残留を決めたい7位・東山と、降格圏脱出のために負けられない10位・初芝橋本との一戦。東山は初芝橋本の気迫の前に、受けに回る戦いとなったが、大会屈指のCB夘田大揮とCB大森樹、GK中条俊介を中心とした堅い守備を披露する。

 そして、Aチームのインターハイ予選でも貴重なゴールを決めていたMF藤枝康佑が身体を張ってボールを収めるなど攻め返す。だが、終盤にこぼれ球からMF下谷汐苑の放ったシュートが枠を外れるなど1点を奪うことができなかった。

 初芝橋本もCB岡本卓弥、CB七星優斗を中心に堅守を発揮して無失点。そして速攻やセットプレーからゴール前のシーンを作り出した。だが、1点が遠い。27分に折り返しに走り込んだMF藤本聖也が右足で決定的なシュート。38分にはMF松本悠月の突破から最後は右中間のMF荻野悟が右足で狙うが、このシュートは左ポストの内側を叩いて外れてしまう。

 両チームともに最後まで熱い戦い。特に残留へ向けて一体感のあった初芝橋本は、ベンチも含めてよく声が出ていた。だが、東山の堅い壁を破ることはできず。勝ち点1を加えた東山がG1リーグ残留を決めている。

(取材・文 吉田太郎)
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