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[MOM2954]東海大大阪仰星MF松名大輝(1年)_ボランチ、FWでプレー。チームが“シンドい時”に奮闘

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東海大大阪仰星高MF松名大輝はボランチ、FWで勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.22 関西U-16~Groeien~G1第8節 神戸弘陵高 2-4 東海大大阪仰星高 伊勢フットボールセンター]

 東海大大阪仰星高が勝ち点3をもぎ取り、逆転での全国進出へ望みを繋いだ。MF門田悠汰らとともに勝利の立て役者となったのが、MF松名大輝(1年)だ。

 ボランチとして先発した松名は、セカンドボールの回収とサイドへの展開など自分の役割を発揮。そして、2-2の試合終盤には前線に入って勝ち越し点を目指した。「チームとして点を決めに行くとなって、僕が前の方に行ったんですけれども、チームがシンドい時に自分が収めて流れを持ってきたいなと思っていた」。その言葉通り、チームが苦しい時に前線で奮闘した松名はゴールも決めた。

 試合終了3分前にFW沖秀大のゴールで勝ち越した東海大仰星はさらに40分、相手の攻撃を中盤で跳ね返すと、前線でこぼれ球を拾って右サイドへ展開。これを受けた松名が右足で決めて勝利を決定づけた。

 全国制覇することを目指して宇治フットボールクラブから東海大仰星へ進学した松名は、「一番はチームのために走れて、点を決めれて試合を決められる選手になりたい。(憧れは先輩の)増澤岳流選手。運動量もあってセカンドボールも全力で追ってくれる」と目標とする選手像を口にする。

 全国ルーキーリーグ交流大会進出を懸けた興國高との最終節(23日)でも「しっかり自分がやるべきことをしっかりとしてチームが勝てるようにしたいと思います」という松名が178cmの高さや運動量でチームの勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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