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ラストマッチを終えたF・トーレス、「本当に私たち家族を迎え入れてくれてありがとう」

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FWフェルナンド・トーレスが現役を引退

 サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが現役を引退した。最後の試合となったJ1第24節・ヴィッセル神戸戦ではフル出場。チャンスを幾度と迎えたが、ラストマッチでの得点はならなかった。

 F・トーレスは試合後のセレモニーで「みなさん、こんばんは」と日本語で感謝の言葉を口にする。「さまざまなことに感謝を送りたいので、ひとつずつ気持ちを伝えていきたいと思います」と語った。

「まずは竹原社長、私がここに来るという可能性をしっかり広げてくれて本当に感謝しています。1年前にマドリードに足を運んでくれ、私が日本でプレーするために多くの説得をしてくれ、本当に努力をしてくれました」

「そしてチームメートのみんな、自分がここに来た最初の日から大きく腕を広げて、自分を迎え入れてくれて、たくさんのことを助けてくれて、本当にありがとう。昨年は降格の危機でもプロフェッショナルな姿勢と努力を続けて、どんなにつらいときでも前向きな態度を続けてくれました。本当に感謝しています」

「私はみんなから多くのことを学びました。みんなも私からひとつでもいいから何かを学んでいてくれたらと思います。そしてこの将来とクラブのために、また一緒に進んでいけたらと思っています」

「そして日本のみなさん、本当に私たち家族を迎え入れてくれてありがとうございます。みなさんにはこの日本という素晴らしい国があることを忘れないでください」

「みなさんの常に周りの人にリスペクトであるという気持ちは、私たちが生きていく人生の上でもひとつの指標になります。必ずこの日本に戻ってきて、色んな場所を訪れ、そして美味しいものを食べ、そういった時間をまた過ごしたいと思っています」

「最後に、このスタジアムにいるサポーターのみなさん、残念ながらチケットを得られずこの場にいられなかったサポーターのみなさんに感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます」

「私にとって大切なものはもちろん家族であり、この日本という国に偉大な家族がいることを誇りを持って言いたいと思います」

「そしてこれからクラブと社長とともに、このクラブが一日少しずつ良くなるように、いつの日か皆さんがこの場所にチャンピオンというクラブを持つことができるように働いていきます。クラブのために大きくなるように、グラウンドの外からしっかりとサポートして、力を皆さんに伝えていきたいと思います」

「そして私の家族、私自身を助けてくれ、迎え入れてくれたことに最後に本当に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当に最後の最後まですべてのことにありがとうございます」

「これからもクラブとの関係を持ち、いつもつながりを持って進んでいきたいと思っています。ありがとうございます」

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