beacon

「普段はあそこまで入っていかない」…松本MF高橋諒、「無意識」で奪った決勝点

このエントリーをはてなブックマークに追加

松本山雅FCのMF高橋諒

[8.23 J1第24節 浦和1-2松本 埼玉]

 劣勢に立たされたチームを救った。10試合未勝利だったチームに約3か月ぶりの白星をもたらす原動力となった松本山雅FCのMF高橋諒は、「アウェーで浦和レッズ相手に逆転勝利できたのは自信になる」と胸を張った。

 前半19分に先制点を献上すると、その後も同点に追い付くことができずに試合が進む。しかし、後半20分にMF町田也真人が投入されてシステム変更すると、一気に松本が流れを引き寄せて立て続けにゴールを陥れる。

 まずは後半30分。町田から左サイドでボールを受けた高橋は、「(対面する)宇賀神(友弥)選手が縦を切ってきたので、カットインして右足で上げた」とクロスを供給すると、ゴール前で競り勝ったFW阪野豊史がヘディングシュートで同点ゴールを記録。そして、同38分には高橋自身がネットを揺らす。

 右サイドでボールを受けた町田からパスを呼び込んだFW永井龍がクロスを送ると、逆サイドから走り込んできたのが高橋だった。「普段はあそこまで入っていかない。無意識に入っていた」と言うが、右足ダイレクトで合わせたシュートを豪快にネットに突き刺し、逆転ゴールを奪った。

 2-1の逆転勝利へと導き、11試合ぶりの白星を獲得。「久しぶりの勝利。アウェーで勝てたのは大きいし、ゴールとアシストという結果を残せて良かった」と喜びを表しつつも、「でも、もっと自分の特長を出さないといけないと思っている。苦しい試合でももっと仕掛けたり、チャンスメイクしたい」と今後もチームに勝利をもたらすためのプレーを披露していく。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP