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勝てない川崎F、5戦未勝利で4位に後退…清水と辛くもドロー

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[8.24 J1第24節 川崎F2-2清水 等々力]

 J1リーグは24日、第24節を各地で行い、川崎フロンターレはホームで清水エスパルスと対戦し、2-2で引き分けた。川崎Fは直近5試合未勝利(3分2敗)。横浜FMにかわされ、4位に後退した。

 川崎Fは17日に行われた第23節仙台戦(△2-2)から先発5人を入れ替え、出場停止だったDF谷口彰悟とDFジェジエウのセンターバックコンビが戻った。対する清水は8失点を喫した前節札幌戦(●0-8)から2人を変更し、今夏新加入のGK大久保択生が初先発で新天地デビューを飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 清水が立ち上がりにビッグチャンスを作り、前半3分、CKの流れからMF西澤健太が右サイドからクロスを入れ、MF松原后がヘディングシュート。決定的な形だったが、GKチョン・ソンリョンが至近距離でセーブした。徐々に川崎Fが流れを引き寄せると、前半12分に試合を動かした。

 DFジェジエウのパスを受けたDFマギーニョがスルーパスを通し、走り込んだMF齋藤学が右サイドからクロス。FWレアンドロ・ダミアンが相手DFをかわして巧みにダイレクトで押し込み、先制に成功した。9試合ぶりにスタメンに入ったダミアンは起用に応えるゴールで今季7点目を挙げた。

 清水は押し込まれる展開が続いたが、飲水タイム明けにスーパーゴールで試合を振り出しに戻した。前半29分にFWドウグラスが倒され、PA右手前の位置でFKのチャンスを獲得する。ドウグラスが自らキッカーを務めると、左足で回転をかけた鋭いシュートは壁を巻いてゴール左上に向かう。GKソンリョンが弾いたものの、右ポストに当たってゴールマウスに吸い込まれ、1-1。ドウグラスはチーム最多の今季10点目をマークした。

 川崎Fはアクシデントに見舞われ、齋藤が相手との接触でピッチに倒れ込み、前半35分にMF長谷川竜也との交代を余儀なくされる。長谷川は左サイドに入り、MF阿部浩之が右サイドにシフトした。1-1で前半を折り返すと、後半6分にマギーニョが阿部とのワンツーからシュート。川崎Fが攻め込む時間帯が続いたが、清水がワンチャンスを仕留めた。

 後半20分、谷口のパスミスをセンターサークル付近でMFヘナト・アウグストがインターセプトし、カウンターを発動。ドウグラスがスルーパスを出すと、猛然と走り込んだヘナト・アウグストがPA右角度のない位置から右足シュート。GKが弾いたボールは右ポストに当たってゴールマウスに吸い込まれた。

 川崎Fは後半33分に守田を下げてFW小林悠をピッチに送り込み、攻勢を強める。すると後半34分、MF中村憲剛が絶妙な縦パスを通し、途中出場のDF馬渡和彰がつなぐ。小林が体勢を崩しながら右足で押し込み、同点ゴール。川崎Fは決勝点を目指して最後まで押し込んだが、試合は2-2の引き分けに終わった。

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